PPS4+ NOREN project

のれんプロジェクトとは What’s NOREN project.

余った布をNOREN（のれん）にして再び届けます。

避難所から仮設住宅への移住も始まり、少しずつ新しい生活がスタートします。
ただ、仮設住宅の新しい暮らしには足りないものがまだまだたくさんあります。
その１つがのれんです。
そこで私たちは、PPS4（紙製避難所間仕切りシステム）で使った布を用いて、
仮設住宅用のNOREN（のれん）をつくることにしました。

もっとくわしく（PDFをダウンロード）

PPS4 PROJECTとは

Paper Partition System（以下PPS）は
避難所におけるプライバシー保護を目的とした
簡易的な間仕切りシステムです。
詳しくはこちらのPDFをごらんください。

プロジェクトの仕組み NOREN project system

避難所で活躍した間仕切りシステム（PPS4）

避難所でのプライバシー確保のため、紙管と布を使った間仕切りを設置

熊本地震が起こり、多くの方が避難所での生活を余儀なくされました。避難所では、体育館などの大きな空間にたくさんの方が同時に生活をしていたため、プライバシーの点での課題が多く出てきました。その状況を改善するため、建築家坂茂氏が紙と布を使った間仕切りシステムを考案。地元の建築家や熊本大学の学生、ボランティアの方々を中心に、さまざまな避難所に間仕切りシステムを設置していきました。

避難所から仮設住宅へと移行し、紙管と布が不要に

間仕切りとしての役目を終え、紙管と布の次の使い道を模索

震災から半年ほど経ったころから、少しずつ仮設住宅への移行が始まりました。それに合わせて避難所も少しずつ閉鎖。間仕切りとして使われていた紙管と布もその役目を終えていきました。

余った布を使ってNORENづくりをはじめました

NORENをつくり、仮設住宅の生活に楽しさと彩りを

仮設住宅にお住いの方から「玄関を開けると「部屋の中が）見えるのがちょっと」という言葉をお聞きしました。そこで、仮設住宅での暮らしが少しでも快適に楽しく彩りあるものになればと、NORENづくりをはじめることにしました。仮設住宅に行き、玄関のサイズを採寸。それぞれの方の暮らしを想像しながら、どのようなNORENがよいか検討を始めました。

布とメッセージカードをキットにし、
全国のつくり手さんにお送りします

全国のつくり手さんと一緒にNORENをつくります

よりたくさんの方と一緒にNORENをつくることができたらと考え、SNSを使ってNORENづくりへの参加をお願いすることにしました。参加希望の連絡をいただいた方「＝つくり手さん）には布とメッセージカードを同梱したキットを送付します。ご興味のある方、ぜひご連絡いただき、一緒にNORENづくりをしませんか？ ※NORENづくりに参加したい方はこのページの下部にあるボタンよりご応募ください

届いた布を使ってNORENをつくってもらいます

自由に楽しんでNORENをつくってもらいたい

キットが届いたら、中にある白布を使ってNORENをつくってください。つくり方については、説明書を同梱しています。白のNORENが基本ではありますが、サイズさえそのままであれば思い思いのデザインにしてくださって構いません。刺繍をしたり、絵を描いたり、文字を書いたり・・・。友人や仲間と一緒につくってみるのもよいかもしれません。NORENづくりを楽しんでもらえたら嬉しいです。

NORENが完成したら、
熊本に送り返してください

NORENだけでなく、メッセージカードも忘れずに

NORENづくりが終わったら、同梱された送り状を使ってNORENを事務局に送り返してください。その際、NORENだけでなく、メッセージカードも合わせてお戻しください。被災地に届けたい物資やグッズを一緒に送っていただいても構いません。

NORENお届け隊が、仮設住宅に伺いNORENを届けてきます。

みなさんの想いとともに仮設住宅へ届けてきます

届いたNORENは、 NORENお届け隊」が責任をもって仮設住宅へお届けします。仮設住宅の方との調整もありますので、到着後すぐにNORENをお届けするのは難しいかもしれませんが、タイミングを計りながら順次配っていく予定です。また、受け取ってくださった方の写真やメッセージもブログにてご紹介させていただく予定です。そちらも楽しみにしていてください。